現代によみがえる甘酒
甘酒は健康に気を使う人の間では密かなブーム
みなさんが甘酒を最後に飲んだのはいつのことでしょうか。思い出せないほど昔でしょうか。それとも、お正月や大晦日など、寒い時期に神社の出店で飲んだのが最後でしょうか。いずれにしても、それほど「今」っぽい存在ではないという方がほとんどなのだと思います。しかし、健康に気を使う人の間で、今甘酒は密かなブームなのです。その理由は何といっても、甘酒の含んでいる栄養素にあります。江戸時代には夏バテ防止のために路上で売られていたという話も残っているほど、古くからその栄養素は人々に知られてきました。みなさんの中にも甘酒を飲んだ後、体がぽかぽかして、少し元気が出てくることを体感したことがある人がいるかと思います。
「飲む点滴」の名に恥じない甘酒の効能
何故甘酒は「飲む点滴」なの?
別名「飲む点滴」と言われるほど高い栄養素を持った甘酒。そこで、甘酒の栄養素、効能についてのお話です。まず甘酒の主成分は米と米麹です。これを発酵させて作るのですが、その過程でビタミンB群、B1、B2、B6やパントテン酸、イノシトール、ビオチンなどが生成されます。また、米のタンパク質が麹菌によって分解され、アミノ酸にかわります。甘酒の糖分はブドウ糖なので、ここでビタミン、アミノ酸、ブドウ糖という主たる成分を見ることができます。点滴の成分がブドウ糖とビタミンとアミノ酸なので、これが「飲む点滴」と言われる由来なのです。甘酒はそれにとどまらず、食物繊維とオリゴ糖を含み、整腸作用も期待できます。まさに、美容と健康によいスーパードリンクなのですね。


