えごまの栄養
昔は防水剤だった?!
えごまの種子は、黒種と白種がありますが、成分的な差は殆どないとされています。 えごまから採れる油は、古くは灯油や番傘、ちょうちんの防水剤などとして用いられていました。栄養学的見地から注目されるようになったのは、ここ十数年のことです。 しかし、今日に至っても、デメリットである酸化しやすいという点においての有効な防止法は見出されていません。 賞味期限は、他の食用油とほぼ同じです。ガラスの瓶で保存したもので、製造日より1年半とされています。開封後は、冷蔵庫で3ヶ月ぐらいが望ましいとされています。 えごま油の搾りかすは、養鶏の飼料としてして利用されています。また、種子は小鳥の主要な餌になり、これを食べて育った小鳥は、毛並みがよく育つようです。 食用以外は、床や柱のみがき塗装用として多量に利用されています。
酸化しやすいのが欠点
えごまには酸化しやすい欠点
えごまには、アレルギー治療に効果があると考えられているポリフェノールが多く含まれてます。他、動脈硬化症への効果にも期待を寄せられてます。 最近では、αーリノレン酸やポリフェノールのルテオリンの含有量が多いことで、健康食として注目されています。 えごまは、α-リノレン酸の供給源として注目されていますが、ロシア、東ヨーロッパなどでは、同じくα-リノレン酸の比率が高いとされている「アマニ油」が主流です。α-リノレン酸の供給源でかつリグナンル類を含むアニマ種子から採れます。欧米は、健康食品として利用されています。日本では食する習慣はまだありませんが、最近アニマ油を添加した食用油が市販されるようになってきています。 両者ともに、不飽和脂肪酸で成っているため、酸化しやすいというのが最大の欠点ですが、なるべく早く使いきれる量を購入し、ドレッシングやマヨネーズなどに家庭で加工して利用するのが、有効成分の損失が少なく理想的な摂取法のようです。


