直源醤油とは
直源醤油の由来
金沢大野の醤油は、元和年間(1615〜1624)に町人が紀州から醸造技術を持ち帰って醤油造りを始めたのがその起源と伝えられています。その頃は関東にも醤油の技術は伝わっていなかったため町は醤油で栄え、醤油の五大産地の一つとして数えられました。最盛期には60軒の醤油の醸造所があり、醸造所や買い付け、事務などを含めると大野町のほとんどの人が醤油の製造販売に携わっていたようです。
直源醤油の栄えた理由
直源醤油は加賀料理の伝統の一翼
大野町は霊峰白山の清冽な水が豊富に湧き、また200〜300石船が出入りする北前船の寄港地であったことで麦や大豆、能登の塩などの調達も容易でした。醤油を造りその船で全国に販売、帰りにまた荷を運ぶというシステムを作り上げました。また、金沢が武家文化の中心地であったことから一大消費地であったことに加え、絢爛豪華な加賀料理の伝統の一翼を担いました。


